おしまい

イギリス生活も3年3ヶ月、いろいろなことがありましたが今日でおしまい。

先ほど友達に信じられないくらい大きくて重たいスーツケースを運ぶのを手伝ってもらってバスに乗り込みました。

専攻は違うけど同じ大学院で学位取得を目指す仲間、異国だし異文化だしたまに理不尽としか思えないことのあるイギリスで頑張る仲間、そして何よりとても気が合いたくさん喋って笑った大切な友達。

つまり、大好き!

距離が離れてしまっても仲良くしていけますように。

そして、オックスフォード生活も終わったところでこのブログもおしまいです。

やり残したことがないかといえばそうでもないのですが、ここに来るまでにほしいと思っていたものは全て手に入れた気がします。

学位・就労・経験・経験・経験、、、

勉強も仕事も遊びも常に全力投球だったのでとても多くを得られた感覚です。

たくさん頑張ってよかった!

アドベントカレンダーの残り2日分を道中のおやつにして帰国しようと思います。

いつかまたここに戻って来れますように☆

Magic Goes Wrongを見て

今日はロンドンでMischief Theatreの新作舞台、Magic Goes Wrongを見てきました。

帰国前最後のロンドン、、、これは思いっきり楽しまなければ!と思い、友達に聞いたロンドンで人気のフィッシュ&チップスのお店に開店と同時に滑り込みました。

2016年のフィッシュ&チップス選手権ファイナリストのお店とのことで安心安定のおいしさ!

ケチャップとタルタルソースがミニジャーに入っているところもかわいい!

今まで食べてきた中で一番新鮮と思われるタラを噛み締めてきました。

締めにふさわしいフィッシュ&チップスでした。

そして、Magic Goes Wrong、主演キャストやスタッフに扮したキャストたちが開幕20分前から客席で飛ばしていました。

この舞台はマジックショーで起こる事故に対するファンドレイジングのためのマジックショーイベントということになっていますが、このイベントの中ではもちろん事故しか起こりません。

タイトル回収!

とはいうものの本物のマジックも時折混ぜてくるので締まるところは締まっています。

観客を大いに巻き込んだとても楽しい舞台でした。

こんなの笑うしかない!

やっぱりMischief Theatreはおもしろい!

中でも衝撃を受けすぎたThe Play That Goes Wrongは呼吸困難になる程笑いました。

いつか戻ってきた時にまた見れたらいいな。

ブレナムのクリスマス

今日は友達とブレナム宮殿のクリスマスデコレーションとイルミネーションを見に出かけました。

私はここほど本気でクリスマスを準備する場所を他に知りません。

クリスマスマーケットも出ていてとても賑やかです。

年パスを持っていても決して安くないクリスマスチケットの価値はあってあまりあるもの。

ソワソワする!

まずは宮殿内のクリスマスデコレーション、去年のシンデレラに続いて今年のテーマは不思議の国のアリスです。

大きな宮殿の至る所に信じられないほどの量のクリスマスツリーと信じられないほどのアリスモチーフのデコレーションがこれでもかと施されていて信じられないほどに楽しい!

もちろんアリスはディズニーではなくオリジナル。

それにしてもどこからこんなに集めてきたんだろう、、、

元々豪華なブレナム宮殿ですが、輪をかけ…すぎたほどに豪華な仕様です。

大好き!

そして、イルミネーションは屋外でトレイル、長靴を装備して2時間ほどのちょっとしたハイキングです。

宣伝用のこのスチール写真はかなり控えめ、実際はとんでもなく豪華なイルミネーショントレイルです。

エリアごとにテーマがあってそれぞれに音楽もついていて最高にワクワクする感じ、どのエリアも楽しくて仕方ない!

奇跡的に雨が止んでてくれてよかった!

いつかまた戻って来れたらいいな。

幸せのコンボ

今日はロンドンでマチネにThe Phantom of the OperaとソワレにLes Miserablesを見てきました。

幸せのコンボ!贅沢すぎて倒れてしまいそうです。

West Endにはいろいろなミュージカル・演劇がありますが、なんといってもこの2つは別格、帰る前にまた絶対見ようと心に決めていたのです。

The Phantom of the Operaの席はストールの一番前のど真ん中、舞台全体が見えないという視覚に制限があるもののもののとてつもなく大迫力で鑑賞できるエキサイティングな席です。

私と同じ年のLes Miserablesの席はドレスサークル2列目の真ん中寄り、舞台全体が一番良い感じに見渡せるこの席は間違いなく一番高いエリア、キャンセル待ちをしていたら空いた席がたまたまここだったのです。

どちらも最高の席!

しかも、Les Miserablesの方に関しては劇場の名前を新しく変えてしまうほどの大規模修繕がされた劇場での新プロダクション、楽しくて仕方がありません。

Queens改めSondheim!

舞台の雰囲気だけでなく内装もガラッと変わってとても豪華!何もかもが新しく最高の劇場に生まれ変わっていました。

間違いなく今まで行ったどの劇場よりもゴージャス!細かなところまでじろじろ観察して感動しました。

前に聞かれた英語の勉強になるのかというと決して日常会話の英語ではないので微妙なのですがそんなことはどうでもいい!

何度見ても何度聞いても飽きないのがこの2作品の魅力です。

キャメロンマキントッシュ大好き!

Phantom of the Operaはシャンデリアがすぐ真上をスウィングしたり・怪人が真上にきたり・ラウルの胸毛もバッチリ見える驚きの近さ、役者さんたちの表情やガヤの声まではっきり見えて聞こえてとても楽しかったです。

とても少女らしいクリスティーンに、最後の同情を誘う3分以外は相当にやばい怪人に、優しくも男らしいラウル…やっぱり同じ演目でもキャスト・見る席・私の成長具合(?)によって感じ方が変わります。

見たかったキャスト!

大好き!

Les MiserablesはLes Miserables for 21st Centuryという新しいプロダクションになって演出・舞台装置・演技を大幅に変更。

私も私の周りも『ここまで変えるんだ!』と衝撃を受けました。

でも、もちろん『最高!』という点に関しては不動、好きすぎてたまらない!

新しいプロダクションの今日の公演が今まで見た中で一番感動しました。

キャスティングボードはなかったけど、目視で確認、まさに見たかった超絶豪華キャストでした。

どちらももう絶対に映画には戻れない!

次に見れるのはいつかな、、、いつかが楽しみです。

食べ納めにと思ったけど

今日は友達とパブランチ、オックスフォード郊外のガスとロパブThe Trout Innに行ってきました。

色々頑張った自分たちへのご褒美です。

フィッシュ&チップスの食べ納めに…と思ってのお店チョイスだったのですが、たくさんあるメニューを見ていたら予定変更、Wagyu Burger with Sweet Potato Fries and Onion Ringsにしました。

だって、確かに日本に帰れば和牛は食べられるけどここは何を頼んでもおいしいと評判のガストロパブでチェダーチーズやアイオリソースのWagyu Burgerが食べられるのは今のうちだけだから。

お供はレモネードとラガービールを半パイントずつ。

なかなかのボリュームでとてもジューシーな肉肉しいハンバーグ、噛むたびに旨味たっぷりの肉汁が口の中に広がり最高に幸せ。

チェダーチーズもアイオリソースもしっかりと主張しているけど決してしつこくなくいい感じ。

甘塩っぱいスウィートポテトチップスは止まらないおいしさでオニオンリングもふかふか、幸せのプレートでした。

おいしいものは正義!

予定ではこの後にSticky Toffee Puddingをデザートに頼もうと思っていたのですが、品切れとのことで断念…まぁ、お腹もパンパンだったし仕方がない…おとなしくコーヒーで締めました。

おいしいものを食べてたくさんおしゃべりをして今日も最高に楽しかった!

大変なこと・しんどいこと・やばいことだっていろいろたくさんあるけど、楽しいことの方がたくさん!これからも毎日がそう思えるようにしっかり目を見開いていたいと思います。

VIP待遇でアフタヌーンティー

今日は友達とオックスフォードの五つ星ホテルでシャンパン付きアフタヌーンティーをしてきました。

少し前まで働いていたホテルでサーブされるなんてなんだかとても不思議な感覚!

VIP扱いということで窓際の一番いい席クリスマスラインナップのアフタヌーンティーをかなりよく見知った顔のスタッフから最上級のサービスで、、、なんだかとても贅沢です。

もちろんシャンパンも紅茶も食べ物も頼み放題!お腹いっぱいです。

エッセイ提出明けの友達とのんびりまったり満喫しました。

そして、そんな幸せアフタヌーンティーのひと時だけでなく、今日のもう一つの大きな目的は挨拶でもあります。

久しぶりに会ったマネージャーに大きくハグ!

今日はパートタイムスタッフの女の子と2人だけとのことだったので、この子にもハグ!

なんだか何もかもがとても懐かしいです。

手土産はC&Bスタッフにロンドンの和菓子屋さんで買った千寿煎餅もどき抹茶とバニラで12枚入り、楽しんでくれるといいな。

マネージャーの計らいでマスターキーを借りたのでホテル中のいろいろなところを開けて回るプチツアーなんかもしました。

いつもクラシカルでとてもかわいいホテルですが、なんといってもクリスマスの今の時期が最高にかわいいRandolph Hotel。

働いている時はこのセットアップがとても大変でしたがホテル中の至るところに施されたクリスマスデコレーションなんともいえずフェスティブです。

お客さん目線で改めて感動しました。

こんな場所で1年と2ヶ月がっつり頑張れた自分が誇らしい、この経験を人生の糧にこれからもたくさん頑張ろう!

干渉されるのは苦手

今日はNetflixでBig Bang Theoryの最終シーズンを見ながらフラットで部屋の片付け・洗濯・簡単ごはんを作ったりしていました。

実は、フラットの共同エリアに行くのはやや危険。

というのは、私のフラットには長く住んでいる主のような人がいてうっかり鉢合わせるとかなり長時間捕まってしまうからです。

このフラット主はトルコ出身で高学歴で元高級取りだったという年配の女性、今はあまり体調がすぐれないとのことでほぼほぼフラットから出ずに部屋で静養しているとのことなのですが、たまに共同エリアに人がいないかをチェックしていて見つけると凄まじい勢いで話倒す…というかアドバイスという名のお節介を焼きたがるのです。

彼女にとって見た目が若くインターナショナルで勉強やらプレイスメントやらをしていてしかもVISAが切れかけている私は格好の標的、、、聞いてもいないのに『ああしなさい、こうしなさい、そんなんじゃダメ』と今まで何度となく色々とアドバイスというか指示というかを出されてきました。

私も最初のうちは円滑にやっていこうと思って話だけはちゃんと聞いて相槌を打っていたのですが、あまりのめんどくささに次第に忙しさを前面に出して可能な限り避けていました。

ということで、あまり親しいつもりはなかったのですが、向こうは私のことを娘のようと言って会うたびにガッツリホールドしたがります。

どのくらいガッツリかというと1時間2時間は平気で…

…フラットメイトというだけでそんなのに付き合えるのは最初だけです。

とはいえ、私の方も特に先月は過労であまり共同エリアに行かなかったこともあって会うこともなかったのですが、今日になって久しぶりに見つかってしまいました。

久しぶりだ!ということで、いつにも増してとてつもない勢いでアドバイス…そして異常な勢いで私の近況を探ろうとすること…に私もついすくんでしまって『I’m sorry, but I need to go for work now』と思わず嘘をついてしまいました。

そうすると、『何時からなのか・何時に終わるのか・明日も働くのか・いつまで仕事をするつもりなのか・帰国はいつなのか、、、』などなどなどわぁぁぁぁっと尋問されましたが、なるべくはぐらかして振り切って部屋に戻りました。

その後は別に用事もないので部屋に引きこもり(笑)

昔からそうなのですが、優しそうに見えるのかなぜか私はこういう人に依存されがち…でも実際にはかなり神経質なので誰かに干渉されるのがとても苦手です。

今のフラットでは基本的にはオーナーも含めて自立した人ばかり住んでいるので気楽なのですがこの人ばかりは例外、、、願わくば後1週間鉢合わせずにいたいところ、、、共同スペースではなるべく気配を消して暮らそうと思います。

Peter Pan Goes Wrongを見て

今日はロンドンでMischief Theatreの新作劇、Peter Pan Goes Wrongを見てきました。

以前呼吸困難になるまで笑わせてくれた大好きな劇団の新作なのでとても楽しみに待っていたのですが、当日の今日になって思わぬ誤算が一つ、、、

それは劇場の場所。

まぁ、単純に私の確認ミスなのですが、劇場の場所がロンドン郊外のAlexandra Palaceだったことです。

行き帰りの経路確認が取れたあたりでで落ち着いたのですが、何もかもが早くクローズする日曜日だしマチネ公演ならともかくソワレ公演だったので焦りました。

地下鉄や鉄道に乗るのは久しぶりだったのでOyster Cardはなし、よってOyster Cardがないと割高で有名なチケットを買いました。

まぁ、これも教訓で思い出です。

劇場の最寄駅はそのままAlexandra Palace Stationで劇場のAlexandra Palaceまでは歩いて15分くらい。

Palaceというだけあって、

暗くて寂れてて酔っ払いで溢れかえってた駅周辺から来て、正直なところここまできてやっと帰らないでよかったと思えました。

そして、中に入ったら劇を見にきた仲間であふれていて心の底からホッとしました。

そして新作劇、

今にも倒れそうなわざとらしいハリボテの舞台の上と客席に開始20分前からスタッフの振りをしたキャストがバタバタと駆けまわり客に絡んでくるのはもはやお約束。

そして、始まったと思ったら何もかもうまくいかなさすぎるピーターパンで期待に違わず呼吸困難になるほどに笑わせてくれました。

相変わらずのとんでもない劇団!

あんなに激しいワイヤーアクションもあんなにクズ野郎なピーターパンも他では見たことがありません。

Play That Goes Wrongに加えて今週末に見る予定の同じく新作劇のMagic Goes Wrongも含めてのシリーズ作品、最高におもしろくてたくさん笑わされました。

舞台って最高!

頑張って辿り着いた甲斐がありました。

このタイミングでイギリスにいられる幸せを噛み締め倒そうと思います。

街角でばったり

今日はとても気持ちよく晴れたのでオックスフォードの街をふらふら散策していました。

こうしているとよくあるのですが、少し前まで一緒に働いていた子とばったり会いました。

そう、オックスフォードは小さな街でしかも私が働いていたホテルは街中のとても便利な場所にあるのでこういうことはよくあるのです。

わぁっと大きくハグしあってちょっとおしゃべりをしていたら、『You look much better than a few weeks ago! You must be very happy leaving that hotel!』と言われました。

確かに、、、あざも傷も体調不良も治って全回復したので前半は合っているのですが、後半は真逆です。

できることならもっともっといたかったしとても寂しい!

過去のことは過去のことで効率良く気持ちを切り替えて前だけ見て頑張るしかないというのはわかるのですが、私は効率の悪いど文系、もちろん引きずります。

でも、引ずれるのだってここにいられた特権、私は引きずる自分がむしろ好きだし前を見ていないわけでもないので気の済むまで思いっきり引きずり倒そうと思っています。

ど文系上等!どんなに論理的に考えていても感情一つでパンっと決断と思考を曲げられる柔軟さが私のセールスポイントです。

だから、私の答えは『Not really, I’m not happy at all leaving that hotel like this and am missing C&B so much!』です。

そう答えたら一瞬だけ不可思議な表情をされましたが、みんながやばいというあの部署で毎日楽しそうに働いていてた私を思い出したようで大きく笑ってくれました。

確かにものすごくきつかったけどやりがいがあっていつもとても楽しかったのです。

お互いに用事があったので、もしかしたら帰る前にまた会えるかもね!と大きくハグをして手を振りました。

来週は友達と一緒にホテルでアフタヌーンティー、会えるならここかな?、働いていた場所でゲストとしてサーブされるのは少しだけ寂しい気もしますが思いっきりもてなしてくれるとのことなので思いっきり甘やかしてもらおうと思っています。

新しい銀行カード到着

今日はオックスフォードでのんびり、昨日おみやげで買ってきた本を読み直して余韻に浸ったり遅めのランチにGBKでハンバーガーを食べたり買い物をしたりしました。

そんな今日のハイライトは新しい銀行カード!

家を出る時にポストをチェックしたらなんと19日までに届くと予告されていた新しい銀行カードが届いていたのです。

わぉ!

これでオンライン決済もデビット払いもできます。

というわけで、いったん出かけるのをやめて部屋でラップトップをオン、すでに売り切れていてキャンセル待ちしていたLes Misérablesの空き状況をチェックしました。

そしたらなんと一席だけ空きが、、、すぐにクリックして確保しました。

これで次の木曜日はPhantom of the OperaとLes Misérablesのはしごです。

West Endでは色々なミュージカル・プレイが見れますがやっぱりこの2つは別格!

楽しみ!

そして、新しい銀行カードについてもう1つ。

それはコンタクトレス機能が追加されていたことです。

これで£30以下の買い物はカードマシーンにピッとつけるだけで支払えるようになりました。

落とさないように・無くさないように・盗まれないように、、、注意しないといけないことは増えましたが、便利だし万が一無くしてもどうすればいいのかは分かっているのできっと大丈夫。

早速、稼働確認に使ってみたらうまくいってとても嬉しかったです。

これで銀行関連の問題はやっと全て完了。

口座をどうするか考えたり、考えている間にハッキングされたり、オンラインバンキングで海外送金を試みたらうっかり凍結されたり、帰国ギリギリのタイミングでカードの再発行をしなければならなかったり、、、色々なことがありハラハラました。

一番いいところに落ち着いて本当に良かったです。

、、、もう何も起こりませんように!